コンテンツへスキップ

身辺調査とは?どこまで調べられるのか内容と費用を公開

公開日:
身辺調査とは?どこまで調べられるのか内容と費用を公開

身辺調査は対象者の「人物像」を総合的に調べる調査

結婚を控えた相手の経歴に不審な点がある。新たなビジネスパートナーの過去に問題がないか確認したい。こうした場面で力を発揮するのが身辺調査です。

身辺調査とは、対象者の経歴・交友関係・資産状況・家族構成などを幅広く調べ、その人物のバックグラウンドを明らかにする調査です。「今、何をしているか」を追う素行調査とは対照的に、身辺調査は**「この人はどんな人物なのか」**を掘り下げます。

身辺調査で調べられる主な内容

身辺調査では以下のような情報を調べることが可能です。

  • 学歴・職歴の確認(卒業校や在籍の事実確認)
  • 家族構成・親族関係
  • 交友関係(頻繁に接触する人物の特定)
  • 資産状況の概要(不動産の保有状況など公開情報ベース)
  • 近隣の評判(聞き込みによる人柄の調査)
  • 過去のトラブル歴(公開されている訴訟記録など)

ただし、戸籍謄本や住民票の不正取得は法律で禁止されています。調査はあくまで合法的な手段の範囲内で行われます。

⚠️ 注意

興信所が調べられる範囲には法的な限界があります。詳しくは身辺調査でわかること一覧をご確認ください。

身辺調査の費用相場

身辺調査の費用は30万〜70万円が一般的な相場です。調査内容の深さや期間によって変動します。

調査内容費用目安期間
基本的な経歴・家族調査30万〜40万円1〜2週間
交友関係・評判を含む調査40万〜60万円2〜3週間
総合的な身辺調査50万〜70万円3〜4週間

費用の詳細や節約のポイントは身辺調査の費用相場の記事で解説しています。

身辺調査と素行調査の違い

この2つは混同されやすいですが、調べる対象が根本的に異なります

身辺調査は「この人はどんな人物か」を調べる調査。経歴・家族・評判など、対象者のバックグラウンドを掘り下げます。主な手法は聞き込みとデータベース調査です。

素行調査は「この人は今、何をしているか」を調べる調査。日常の行動パターンを尾行・張り込みで追跡し、写真付きで記録します。

結婚相手について例えるなら、「学歴や職歴に嘘がないか確認したい」なら身辺調査、「毎週金曜の夜にどこへ行っているか知りたい」なら素行調査が適しています。両方を組み合わせて依頼することも可能です。

素行調査について詳しくは素行調査とは?をご覧ください。

💡 補足情報

実際には身辺調査と素行調査を組み合わせて依頼するケースも多いです。例えば結婚前に「経歴と家族構成の確認(身辺調査)+普段の行動パターンの把握(素行調査)」をセットで依頼すると、相手の人物像をより立体的に理解できます。

身辺調査が必要になるケース

身辺調査の依頼が多いのは、以下のようなケースです。

結婚前の相手の確認

婚約者本人やその家族について、申告内容に虚偽がないかを確認する目的で依頼されます。結婚調査とは?でも詳しく解説しています。

ビジネスパートナーの信頼性確認

取引先の代表者や共同経営者について、過去のトラブル歴や評判を調べたいケースです。

採用時の経歴確認

応募者の学歴や職歴が正しいかを確認する企業向けの調査です。

✅ ポイント

「どの調査が自分のケースに合っているかわからない」という場合は、無料相談の段階で状況を説明してください。経験豊富な相談員が、最適な調査プランを提案してくれます。

依頼から調査完了までの流れ

身辺調査を依頼する場合の具体的な流れです。

  1. 無料相談(30分〜1時間):電話やメールで事務所に連絡し、調査の目的と知りたい内容を伝える。概算費用・調査期間・調査で判明する可能性がある情報を確認できる
  2. 対面相談・見積もり(1〜2時間):詳細な調査プランが提示される。見積もりの内訳(基本料金・経費・追加費用の条件)を確認する
  3. 契約・情報提供:契約書に署名し、対象者の情報を提供する。提供する情報が多いほど調査が効率的に進み費用削減にもつながる
  4. 調査実施(1〜4週間):聞き込み・公開情報調査・現地調査が並行して進む。必要に応じて素行調査が追加される
  5. 報告書の受け取り:調査結果を写真付きの報告書として受け取る。裁判で使用する場合は証拠能力のある形式で作成してもらうことも可能

料金プラン別の具体的なシミュレーション

身辺調査の費用を具体的なケースで紹介します。

ケース1:結婚前の婚約者の経歴確認

例えば、婚約者の学歴・職歴・家族構成を確認したいケースです。

  • 調査内容:経歴確認+家族構成の確認
  • 期間:2〜3週間
  • 費用目安:30万〜45万円

ケース2:ビジネスパートナーの信頼性確認

新規の取引先代表者について、過去のトラブル歴や評判を調べたいケースです。

  • 調査内容:経歴確認+公開訴訟記録の確認+評判調査
  • 期間:1〜2週間
  • 費用目安:20万〜35万円

ケース3:採用候補者のバックグラウンドチェック

管理職候補の経歴に不明点があり、前職での評判を確認したいケースです。

  • 調査内容:学歴・職歴の事実確認+前職での評判
  • 期間:3〜7日
  • 費用目安:8万〜15万円
ケース目的費用期間
結婚前の確認経歴+家族30万〜45万円2〜3週間
ビジネスパートナー確認経歴+評判20万〜35万円1〜2週間
採用時チェック学歴・職歴8万〜15万円3〜7日

よくあるトラブル事例と防ぎ方

トラブル1:身辺調査と素行調査の区別がつかず、不要な調査まで依頼してしまった

「相手の経歴を確認したい」だけなのに、高額な素行調査(尾行・張り込み)まで含まれたプランを契約してしまったケースです。身辺調査と素行調査は目的と手法が異なるため、何を知りたいのかを明確にしてから依頼してください。

トラブル2:調査結果を婚約者に見せて関係が悪化した

調査結果をそのまま婚約者に見せた結果、「調べられていた」というショックで信頼関係が崩壊したケースです。調査結果はあくまで自分の判断材料として使い、そのまま相手に見せることは避けてください

トラブル3:複数の事務所に同時に依頼してトラブルになった

同じ対象者について複数の興信所に同時依頼したところ、調査員同士がバッティングし、対象者に不審がられたケースです。同時に複数社へ依頼するのは避けてください

身辺調査を依頼するときの注意点

  • 目的を明確にする:何を知りたいのかを整理することで、調査範囲を絞り費用を抑えられる
  • 個人情報の取り扱い:調査結果には個人情報が含まれるため、取り扱いには十分注意する
  • 法的なトラブルに発展しそうな場合は専門家に相談する
  • 調査結果をそのまま対象者に見せない(信頼関係の崩壊リスク)
  • 複数の興信所に同時依頼しない(調査員同士がバッティングする)

まとめ

身辺調査は対象者の経歴・家族・交友関係などのバックグラウンドを明らかにする調査です。費用は30万〜70万円が相場で、結婚前やビジネスの場面で多く利用されています。

具体的な調査方法は身辺調査のやり方で解説しています。信頼できる興信所の選び方は興信所の選び方5つの基準、おすすめの興信所は興信所おすすめ10選を参考にしてください。まずは興信所の無料相談を活用し、自分のケースにどの調査が適しているかを確認してみてください。

身辺調査は本人に通知されますか?

調査対象者に通知されることはありません。興信所は秘密厳守で調査を行います。ただし、依頼者自身が調査の事実を漏らしてしまうケースがあるため注意してください。

身辺調査で犯罪歴は調べられますか?

犯罪歴は非公開情報のため、興信所が直接照会することはできません。ただし、報道された事件やインターネット上の公開情報から間接的に判明する場合があります。

身辺調査の結果は書面でもらえますか?

はい、調査完了後に報告書として書面で受け取れます。写真付きの行動記録や聞き込みの結果がまとめられており、裁判で使用する場合は証拠能力のある形式で作成してもらうことも可能です。

身辺調査と興信所の「信用調査」は同じものですか?

厳密には異なります。信用調査は主に企業の財務状況や信用度を調べるもので、身辺調査は個人のバックグラウンドを調べるものです。ただし、現在の興信所はどちらにも対応しているケースが多いです。

身辺調査にかかる期間を短縮する方法はありますか?

対象者の基本情報を詳しく提供すること、調査範囲を絞ること、平日の調査を中心にすることで期間を短縮できます。最短の場合、経歴確認のみであれば1週間程度で完了するケースもあります。

身辺調査の結果に不満がある場合はどうすればいいですか?

まず事務所に具体的な不満点を伝えてください。報告書の内容が不十分であれば追加説明を求めたり、追加調査を相談したりできます。それでも解決しない場合は、消費生活センターに相談することも選択肢です。